イランの絵本『ボクサー』の刊行1周年を記念して、11/3(木・祝)~11/15(火)に西荻窪の絵本カフェ・ムッチーズカフェで絵本パネル展を開催します!
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昨年の11月30日にイランの絵本『ボクサー』を刊行してから、1年が経とうとしています。
イランの絵本『ボクサー』
(ハサン・ムーサヴィー 作/愛甲恵子 訳/トップスタジオHR 刊)
『ボクサー』は、わたしたちにとって初めての絵本出版でした。刊行後、たくさんの方に手に取っていただき、さまざまな感想をお寄せいただきました。読者の方々からの感想を拝見するたび、新たな気づきを得ることができ、それがこの絵本の魅力だと感じています。
この絵本をもっとたくさんの人に開いてほしい。そして、絵本を通じてイランや世界に興味を持ってほしい。そのような思いから、パネル展を開催するにいたりました。
秋のお散歩に、ぜひ西荻窪に足をお運びいただけるとうれしいです!
では、このイベントの見どころを4つ、ご紹介しましょう。
目玉企画①サラーム・サラームのお二人によるトークイベント
まずは、何といっても11月13日(日)のトークイベントです。『ボクサー』の訳者である愛甲恵子さんのユニット・サラームサラームのお二人をお招きし、イランの絵本の魅力についてお話をうかがいます。
ペルシャ語の翻訳者・愛甲恵子さんと美術家・フジタユメカさんのお二人からなるサラーム・サラーム。お二人は、長きにわたりイランの絵本やイランのイラストレーターを日本に紹介する活動をされてきました。
わたしたちがイランの絵本の面白さ、奥深さを知ることができたのも、サラーム・サラームさんのイベントがきっかけでした。ですので、今回お二人にお話をうかがえることになって、とてもワクワクしています!
お二人はどのようなきっかけでイランの絵本に携わるようになったのでしょうか? お二人の活動を詳しくお聞きしながら、『ボクサー』のほかにもイランの絵本を紹介していただこうと思っています。
サラーム・サラームさんから入手した
『蝶のたび』というタイトルの絵本
また、愛甲さんにはペルシャ語で絵本の朗読をしていただく予定です。愛甲さんの話すペルシャ語は、流れるようにさらさらと、耳にすーっと入ってくるのです。なかなかペルシャ語の「音」を聞くことのできる機会は少ないと思うので、貴重なお時間となることは間違いありません。
サラーム・サラームさんのお話をぜひ聞いてみたいという方は、ここからお申し込みください。【10/31満席となりました。ありがとうございます】
目玉企画②ムッチーズカフェとのコラボメニュー
西荻窪にある絵本カフェ・ムッチーズカフェは、「大人のための絵本カフェ」というコンセプトで、ゆっくりお茶をしながら、絵本を読むことのできる素敵な絵本カフェです。オーナーのお二人がとにかく魅力的で、カフェは本当に居心地がよく、あたたかい空間なんです。
https://twitter.com/mucchiscafe
そんなムッチーズカフェとコラボさせていただき、展覧会限定のスペシャルメニューを販売いたします!
ムッチーズカフェの人気メニューと
絵本『ボクサー』のコラボ!
目玉企画③ハサン・ムーサヴィーさんへのインタビュー内容を展示
訳者の愛甲さんにご協力いただき、『ボクサー』の作者ハサン・ムーサヴィーさんへのインタビューを実施いたしました。当初は、オンラインで直接お話をお聞きできたらと思っていたのですが、(ご存知の方もいらっしゃると思いますが)現在、イランのインターネット状況が不安定になっているため、かないませんでした。
ですが、ムーサヴィーさんは、こちらからの質問に対してメールで丁寧に答えてくださいました。インタビューの内容を展示いたしますので、ぜひご覧いただけたらと思っています。
ムーサヴィーさんのインタビュー回答(原文)
目玉企画④各種プレゼント企画を予定
まだ詳細は発表できないのですが、来場してくださった皆様に喜んでいただけるようなプレゼント企画を予定しております!ぜひお楽しみに。
お近くの方、秋のお出かけ予定をお考えの方、ぜひムッチーズカフェに足を運んでみてくださいね!