こんにちは。絵本制作室の三島です。
梅の季節になると思い出す風景のひとつに、世田谷区にある羽根木公園の梅林があります。
15年ぐらい前、私は小田急線の世田谷代田駅エリアに住んでいました。隣の梅が丘駅との間にある大きな公園、羽根木公園では、毎年この時期になると「せたがや梅まつり」が開催されます。さまざまな品種の紅梅・白梅が何百本も植えられている梅林があり、満開になるととても華やかです。春の訪れを感じられるこの風景が好きでした。
先日、急にこの風景を思い出し、羽根木公園を訪れました。
羽根木公園は小高い丘になっていて、その丘の斜面に梅林が植えられています。駅や商店街がある道路から公園の中へ入り、梅の花を見上げながら、丘を登っていきます。
見上げた青い空に、白い花びらがとても映えます。
羽根木公園には、なんと紅梅270本、白梅380本の計650本もの梅の木が植えられているそうです!(http://setagaya-umematsuri.com/)
すこし上の段にいくと、堂々としたしだれ梅の姿が。太い幹から出ている枝のしなりを見ていると、高いところから、私たちを包み込んでくれているように見えてきます。とっても美しい!
まだまだ肌寒い2月に、先陣をきって春を連れてきてくれる。そんな梅が好きです。小さくて控えめな花だけど、花びらはみっちり密集していて強さを感じます。
【おまけ】
梅が丘駅の一駅先には、豪徳寺駅という駅があります。その豪徳寺駅から15分ほど歩いた先に、駅名にもなっている「豪徳寺」があります。そこは、招き猫発祥の地ともいわれ、奉納されたたくさんの招き猫を見ることができます。数々の招き猫がずらりと並ぶそうそうたる光景!
なかには眼鏡をかけていたり、マフラーを巻いている招き猫もいてかわいらしいです。
ぜひ春のお散歩に!
(※せたがや梅まつりは3/5までとなっています。)